
あなたは、体ではなく脳の疲れを意識したことはありますか?
「ちょっとしたことでイライラしてしまう」
「最近面倒に感じることが増えた」
「以前より考えがまとまらなくなった」などと思ったら、
実は体以上に脳が疲れている可能性があります。
こんにちは。
東京 赤羽にあるリラクゼーションサロンLiko Laniです。
人は体の疲れは敏感に察知しますが、
脳の疲れにはなかなか気づきにくい傾向があります。
朝から晩まで、次から次へと飛び込んでくる情報を処理し、
小さなことから大きなことまで決断の連続、
そしてストレスに晒される・・・。
結果、自分では気づかないうちに脳はオーバーヒートを起こしている状態です。
先日いらしたお客様が電車の中で見かけた光景も、
もしかしたらこの脳のオーバーヒート状態が原因かなと思うと同時に、
当てはまる方は多いかもと感じたので、
少しお話させていただこうと思いました。
お客様が電車に乗っていたとき、正面に80歳以上かなと思われる高齢の方と
4、50代くらいの、母娘と思われる二人組が座っていたそうです。
高齢の方は終始バッグの中を何か探している様子で、
降車駅に着くと慌てて他の荷物も抱え、
先にドアに向かった若い女性を必死に追いかけていきました。
すると、若い女性の方が「何やってんのよ」「早くしてよ」と怒鳴りながら
一人でスタスタと階段を下りて行ってしまったと。
見ていていたたまれない気持ちだったと話してくださいました。
私のお客様も同じ駅で降車しましたが、
頼りない歩行でいくつも荷物を持って階段を降りようとしているその高齢女性が心配で、
後ろから少し様子を見ていたとのこと。
じつは、私の母はアルツハイマー型認知症です。
進行は遅いですが、やはり加齢と病気により
『自分できるけど、時間がかかる』『前はできていたのに、介助が必要になった』といったことが増えました。
ですので、高齢女性の様子も、その光景を目にしたときのお客様の気持ちも、
怒鳴っていた女性の気持ちも想像ができます。
高齢化がすすみ、お客様が見た二人や私のように、身近に介護・介助を必要とする方はこれからもどんどん増える一方です。
介護に限らず、子育てをされている方、お仕事を頑張られている方の中にも、
なかなか誰かに頼ることもできず
ひとりで背負わざるを得ないという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、自分が追い込まれていたり、精神的にも肉体的にもきつい状態では
周りに対して良いかかわりをするのは本当に難しいですよね。
ストレスについてはまた後日お話したいと思いますが、
責任感が強いまじめな方ほど、一生懸命がんばりすぎて
自分自身がつぶれてしまうほどストレスを抱えてしまっています。
もしもどうしてもイライラしてしまい、きつい言葉を浴びせてしまった後に
後悔と自己嫌悪で苦しむことがあるのなら、
からだだけでなく脳も疲れてしまっている可能性があります。
ぜひ、脳も休めてあげてください。
ご自分が脳疲労(脳過労)にあてはまるか知りたい方は、こちらでチェックしてみてくださいね。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
東京 赤羽にあるリラクゼーションサロン
Liko Lani (リコラニ)